現在プレイ中

【現在プレイ中のゲーム】アーマードコア6(PS5)/ELDEN RING/スプラトゥーン3 【ソシャゲ】グランブルーファンタジー

2025/01/12

【AC6 感想】全ED達成後、色々と想いを馳せる【ネタバレあり】

各ルートへの所感や色々な感想。画像なし、テキストのみで文字数12,000程。
今までの感想と被る部分あり。やっと対面できた人や印象に残ったものなど、書き散らしています。
楽しい楽しい独立傭兵生活でした。今も、まだまだ楽しいです。

独立傭兵各位によって、信条、重きを置く部分、解釈など様々かと思います。
以下に記すは私自身の独断と偏見がございますので、予めご了承ください。


■各ルートへの所感


【レイヴンの火】

「火を点けろ、燃え残った全てに」と言われては、覚悟を決めざるを得ない。
しかしつらい決断、一番はこれ。あの時は、エアちゃんと戦いたくはなかったよ。
私はポンコツ故にウォルターの話もうろ覚えで、規模のでかさに罪悪感がすごかった。でも『レイヴンの火』という名称はカッコイイよな……。

皆みんな燃えてしまった。しかしルートの中ではこれが最もマシなのかもしれない。
多くを殺してきたものは報いを受けなければならないと考える。だから火種となる621も、コーラル共々に姿を消した方がいいんだ。
争い事が無くなったという点においては、百点満点だろう。

どこかだよ……ルビコンごと消える必要なんかないだろ……!!!
ラスティが守ろうとした惑星を、人々を、巻き込んでしまったんだ。エアちゃんの同胞を起爆剤にしたんだ。
それだけは覚えておかなければならない。

けれども、どのルートがいいかを選ぶなら、私は『レイヴンの火』だ。
621が自ら望んだ最初で最後の選択『火を点ける』事によって、ウォルターへの恩返しに、という気持ち。
エアちゃんにとっての恩人が621のように、621にとっての恩人はウォルターだ。
だから、621としての視点を重視するなら、ウォルターの事を第一に思うならこれかな……複雑だ……。

『レイヴンの火』は技研の遺産や、そして何よりウォルターを弔う為の盛大な荼毘なのかもしれない。
こうでもしないと彼がゆっくり眠れない。恐らく子供の時分から背負い続けてきたものを降ろすには、こうするしかないのかもしれない。
惑星も星系も巻き込んで、ただひとりの為だけに執り行われた、なんともはた迷惑な葬送だ。


【ルビコンの解放者】

物語のお約束を味わいたいなら、断トツでこれ。
共闘や奮起といったヒロイックが詰まった王道ルート。
コーラルを焼き払おうとするハンドラー・ウォルターという“悪”を討つことで、この物語は終わる。
ルビコンに生きる者たちにとっては、英雄譚だ。
世間ではウォルターの想いも何もかも知られることなく、621は生きていく。そんなものに価値はあるのか。
共生を宣うなどおこがましいのでは。ひとりの手すら取れなかったのに。

大量のコーラルも残っている。
エアちゃんは『コーラルと人との共生』を目指しているが、また同じように争いは起こるんだろうな……。
カーラさんとウォルターというオーバーシアーが居なくなってしまった事で、状況は以前よりもむしろ悪い方向へ向かいそう。

621が生き残っているのもまた、新たな火種となるだろうな。民衆は英雄を祭り上げてしまうから、擦り切れてしまった時にどうなるだろうか。
恐らく最も不安要素がでかいルートだと思う。解放者とは裏腹に、囚われたままのような気がする。


【賽は投げられた】

正直よくわからなかったのですが……! コーラルリリースってなんだ……!
コーラルが星々へ伝播した。青空の下、立ち上がるACは赤い光。そういえばペイター君の機体があったなあ。
この青空が『向こう側』なのか?
「私たちはどこにでもいて、どこにでも行ける」とは、時空も越えられるのか?
スタッフロールでは爽やかな良い感じの曲が流れてたけど、いやちょっと待ってほしい。説明が欲しい。
俺、ポンコツだからよぉ……どういう事なのかよくわかんねえや……!

最終決戦直後のムービーでブラックホールのようなコーラルが目の前に出現し、エアちゃんと一緒に見てた時は焦った。

「美しいと思いませんか?」
「え!? あ、すぅっそ……いや、そうだね……!」

ってなっちゃった、美しいと思えなくて……!!!
「あれ、思ってたのと違う……怖い……」が本心ですごめんなさいエアちゃん。
エアちゃんは結構、価値観が違うんだよな……ミサイルの爆発も花火と称するし、物騒な価値観をお持ちではないだろうか。

このEDについては家族に話したところ「ゲッターロボで考えればまあ」という、若干納得のいく結論を得たりも。
なるほどそれなら……まあ、戦い続ける運命ってやつに全宇宙を巻き込んだっていう感じか……。
戦闘モード起動というのも、なるほど。

……ちょっと待ってください。そうか、すべて理解した。
永久に終わらぬ闘争のループがもたらされるとしたら、それは……私は、コーラルリリースに近いものを知っている。答えはとても近いところにあったんだ。簡単な事だったんだ。
ヤーナムと同じ感じであると考えれば、全部納得がいく。
あんまり不用意に他の作品と結びつけるのも良くないとは思いますが、詳細不明で断片的な中、自分を納得させて落ち着かせるためにはこの例えが一番しっくりする。

しかし、まだモヤモヤするのも事実。まあでも理屈が通らないのもまた一つの終わりかあ!
その後が気になる。描いてくれ、この先を……!!!


■アセンブルや戦闘スタイル

戦闘スタイルは完全に『獣狩りの夜を駆ける狩人』でした。
基本はステップ回避、中距離からアサルトライフルとちょっと重めの長射程系武器で衝撃を与え、崩れた隙を狙いパルスブレード。
これがまたステップ回避、銃パリィが決まったらすかさず内臓攻撃というヤーナムスタイル。それをACでやってた。
1周目最終決戦の動画を観返して気づきました。染みついて取れないものって、あるんですね。


■印象に残ったもの


【武器やパーツ】


・初期パルスブレード HI-32:BU-TT/A
・ベイラム製アサルトライフル RF-025 SCUDDER
特殊なミッション以外はもうずっと付けてた、この二つ。
パルスブレードは、角度的にちょっと下にいる相手でも袈裟斬りで当たりやすい。
アサルトライフルは射撃間隔は若干空くけど、自分にはちょうどいい有効射程で衝撃を持続しやすい。

・逆脚 KASUAR/42Z
大好きです、逆脚 KASUAR/42Z。
我が導きの逆脚。ずっと一緒だよ。

・スタンニードルランチャー
いいよね……音がマジで良いよね……。
ギミックも最高で戦闘モード起動後に変形して銃の形になるの良いよね。発砲後にコード部分が赤く熱されてたり薬莢みたいなのが外へ排出されて新しいのが装填されるところも細かくて良いよね。
大好きです。

・四脚 LAMMERGEIER/42F
空を滑らかに走れる軽さが良い。前後で脚の形状が違うのもなんか良いよね。
調べてみたらシュナイダーは命名法則が鳥関連なんですね。シュナイダーは実に素晴らしい企業だ……!

・レーザー系ショットガン
カタフラクトにシャルトルーズさんが繰り出すあのショットガンは苦手だったなあ。なんかすごく当たるんだもの……!
ひいこら言ってました。どう避けたらいいんだ……!

・エクドロモイのレーザーランス
封鎖機構の特務機体エクドロモイの持つレーザーランス、あれを受けた時の専用モーションがカッコイイのよ……。
ガガガってなってズァーってなるアレ。カッコイイよね……。

・コーラル武器
ウォルター搭乗のHALにて初めて対面しましたが……すごく怖かった。音がすごく怖い。
あれはコーラル達の悲鳴のように感じる。およそ尋常ではない。だからちょっと、装備しづらいよね……。
でもエアちゃん使ってるんだよなあ……!

・イグアスの獣の爪みたいなやつ
3周目ルート最終決戦、第三段階目。あの横凪に三本の斬撃。獣の爪のような攻撃がカッコイイよね!
どうやって避けるのか未だによくわかんないけど、とりあえず前へ前へ行ってどうにかしてたな。


【ミッション】


・壁越え
最初の難関、壁越え。
最初は本当に苦戦したけど、2周目以降は自分の成長を実感できる良いミッション。
いつかラスティ離脱前にジャガーノートを倒せたらいいな。

・ヴェスパー7排除
もう大好きですね![取引に応じる]◀
取引に応じる応じないに関わらず、全部面白いミッションです。みんなもやろう、騙し討ち!

・アイスワーム戦
みんなでわちゃわちゃできる唯一無二の、最初で最後のわくわく合同作戦。
台詞がいっぱい、ラスティ・カッコイイ・ポイント、楽しい楽しい遠足。この瞬間を楽しむしかない。

思い返すと、ここでイグアスが起用されているのはミシガン総長からの信頼だよなと。「お前の実力ならやり遂げられる」と認められている証拠なのでは。
イグアス、気づいてくれ……!

大好きなスタンニードルランチャーも、ここで生まれましたね。
ありがとう、アーキバス。愛用させていただいております。

・カーマンライン突破
空は飛び放題、戦艦は撃ち落とし放題と、贅沢なビュッフェのようなミッション。最後はラスティとの一騎討ちというメインディッシュもあり、最高のひとときが過ごせます。
シチュエーションもBGMも戦闘も、全部が詰まっていて楽しいよね。

・レッドガン部隊迎撃
次から次へと迫り来るベイラムMT部隊、ライガーテイルを駆るミシガン総長。
大変だけど、会話が途切れずドンパチ楽しいミッションです。
本音は僚機がいてほしいけど、ここはひとりで戦うからこそレイヴン及び621が映える場面。そういう演出も相まって好きなミッション。
ちなみに今まで私は「多対一は卑怯だぞ!」と度々文句を言う場面がありましたが、ここで50機落とす事によりそれが通らなくなってしまいました。もうなんとかするしかねえんだ……!

・コーラル輸送阻止
あまりの難しさから怒りに震え、発狂しそうになったミッション。
思わずオールマインドへ出禁を言い渡す程、もうやりたくない仕事_(:3 」∠)_
上下に高さがあって、上下にヘリが通って。もうしっちゃかめっちゃか。狙撃兵を先に片付けておけば良かったのか?
次にやる時は攻略見よう。Sランク取れる気がしない……!

・集積コーラル到達
アイビスシリーズCEL240との戦いはもちろん、やっっっとオープンフェイス駆るスネイル閣下をメインディッシュに戦える良いミッション。
CEL240の美しさに関してはもう何回か書いているんですけど、やっぱり良いよね……。ウォルターのテンション高め前のめり応援ボイスが聞ける、貴重な場面でもあります。

スネイル閣下はやっぱりオープンフェイスよ。カッコイイよね、あの重量感。写真たくさん撮っちゃったよね。
そしてスタンニードルランチャー返しできる、またとない機会。今まで賜りました御言葉へ、やっと“お返し”が叶いました。
イグアスもちゃんと追いかけて来てくれて、三つ巴は大変だけど楽しい。

ああ、ヘリアンサスはね……もうあの場所から出ないなら全然いいんだけどね……。なんで火吐くのか未だに謎だ。オールマインドがあれを量産しなくて良かったよ……本当に……。

・動力ブロック破壊
激アツ展開てんこ盛り、王道を駆け抜けるミッション。
「君と機体を並べて戦える」と言ってくれるラスティもカッコイイし、各地の声を繋いで総力をあげた最終決戦感が良い……。
ここでこれだけの盛り上がりを見せた後に、真なる最終決戦が……あの静かな戦いが待ち受けているコントラストもまた、素晴らしいよね。


・封鎖衛生制止
最終決戦、つらかった。
でも火の鳥カッコイイよね。写真もいっぱい撮りました。
思い返すと、やっぱりエアちゃんは闘争心が強い方では……? やっぱり価値観が物騒では……?
あんまり戦いたくないけど、次はもっと上手く立ち回れたらいいな。


・コーラルリリース
最終決戦、楽しい!
イグアスのシンプルな動機、それだけあれば殴り合うには充分だ。ついでにオールマインドもぶっ飛ばせる。
今まで培ってきたものを総括して戦う感じが良い。そして何よりエアちゃんと肩を並べて戦えるのが最高に熱いよね……。


・ザイレム撃墜
最終決戦、どう受け止めたらいいか、今もわからない。
戦う事を望んではいたけど、自らの強い意志によって621を排除しようとする、敵意と殺意むき出しのウォルターと戦いたかった。
こんな状態のウォルターは、物足りない。違う。
でも実現する事もないだろうな……どこまでも621を信頼し、気にかけてくれるのがウォルターでもあるから……,
なんかの拍子で、ひっそり隠しルートとか追加されねえかなあ……!!!


■各勢力まとめ

総括と、やっと対面できた方などを中心にまとめました。

【オーネスト・ブルートゥ】

まずは様子のおかしい人。初手で済ませなければなるまいて。
ブルートゥのせいで、一部の語彙が使いにくくなってしまった。頭にチラつくようになってしまった。
これは深刻な汚染、コーラルのそれよりも深刻だ。その爪痕はとても深く、最も恐ろしい影響を残していった。
別の意味でつらいなあ_(:3 」∠)_


【ヴェスパー部隊】


・総括
いやあ好きですよね。ヴェスパー部隊、好きです。
面白い人が多くて戦う事しか考えてない人を筆頭に、内通者はいるわ部隊のお金を流すわ、個性強めの隊長揃いで穴だらけ。
スネイル閣下は舵取りをよく頑張ってるなあ。アイマスク付けて眠ってほしい。

ヴェスパー部隊って、一緒に仕事するのラスティぐらいじゃないですか。他の方々ともご一緒したかったな。
あとスネイル閣下の犬ルートが欲しい。絶対に褒めてくれないけど戦力や手駒としては認めてくれるタイプ。そして最終的に噛みつきたいところですね。これは何度だって言う。
一度しか出番が無い方々の掘り下げが欲しいので、その辺りDLC出していただけないでしょうか……!

・オキーフ
やっと会えたのは3周目チャプター4。
会えるまで長かった、やっとヴェスパー部隊全員を排除できると思ったものの……ご本人はまともな方だった。良心を持っていそうな貴重な人。そして低い声を想像していたが予想外にイケメンボイスだった。
コーラルリリースについて詳細を知っていたのか。それともやばそうな気配を察知していたのだろうか。
アーキバスも再教育センターなど中々にやばいものを擁しているが、そちらへ付く事にした動機とは。
ちょっと詳しくお話を聞かせてほしいんですけど……!

・スネイル閣下
また出ました、閣下です。書きたい事が尽きない……!
手短に済ませますと、アーキバスバルテウスでは良い断末魔を聞き、集積コーラル到達ではスタンニードルランチャー返しができて、駄犬は満足です!
AC6全般、声優さんの演技が良すぎるけれども特にあの断末魔はすごい。喉やマイクが壊れなかったか心配です。

(ここから早口妄想)
ところでフロイトはスネイルという常にアップデートを施す強化人間との比較対象としてアーキバスに招かれたのではないだろうか。フロイトとの初めての模擬戦スネイルは自身が勝つ事を疑わず臨みそして敗北。その後何度アップデートを繰り返しても負け続けて色々と拗らせてほしいよね。そこから再教育センターやファクトリーへ繋がるのもいいよね。どんなにACや戦術において最適化しても不可解な強さを持つフロイトの前には何も及ばず届かずもがき苦しみ足掻いてほしい良い出汁が取れそう。だから同じ強化人間という存在でありながら旧世代型である621もまた不可解な強さを持っているものだからカビの生えた存在などと罵倒忌避することで無意識に心の安寧を保っているのではあるまいか。嗚呼この出汁が美味いんだ。
(ここまで早口妄想)

徹頭徹尾、621へデレる事のないスネイル閣下が好きです。ずっと見下していてくれるところが好きなんだ。噛みつきがいがある。
ありがとう、閣下。また奇襲します。


【レッドガン部隊】


・総括
なんやかんや口は悪いけど、お互いに信頼し合っている雰囲気が素敵。ミシガン総長が、これまたかっこいいのよ。
レッドガン所属ルートも欲しい。イグアスと夜中こっそり抜け出して、ミシガン総長をぎゃふんと言わせるべく秘密猛特訓したいよね。イグアスとは悪友になりたいんだ……!
レッドガン部隊迎撃ミッションでは会話が途切れず、大変だったけど楽しかったなあ。
もっと一緒に仕事したかったな……!

・ナイル
2周目序盤で会えた、少ない台詞から渋さが溢れるカッコイイ人。
「通らんよ、それは」がマジでカッコイイです。
レッドガン部隊迎撃時にもいてくれたらと思うけど、もしかすると全滅を避け、敢えてひとり残ったのだろうか。
その後が気になる。

・レッド
直接お会いできて嬉しかったけれど、結局はすぐさまお別れせざるを得ず。至極真っ当な人間としての反応に、悲しいけれども致し方ない。
621はあまりにも異質な存在であると、感情的に人間らしく正面からぶつけられたのは、あの時が初めてのような気がする。

・イグアス
ミシガン総長からは高く評価され、レッドさんからは先輩として慕われ、レッドガンに居場所はあったはずだけれど野良犬のせいで運命が狂ってしまった。
レッドガンの流儀を教えてもらった御礼に、ウォルターの元で猟犬の流儀を体験してもらえたら、一緒に仲良く独立傭兵ルートもあったのかしらと妄想してしまう。

あと全ED達成したのでネット上の感想等を見たりしたのですが、「多重ダムで『壁越え』の事を漏洩したから参加していなかった」という見方を知りまして。
なるほど謹慎処分か……イグアスお前……!

今までプレイしてきたBloodborneやSEKIROなどにおいて出会うのは、大体がこちらよりも上手だったり、意味深だったりする人物が多いと思っていて。
だからイグアスは、肩を並べられる等身大の人間だと感じるんですよね。お互いに切磋琢磨できるような、悪友みたいな存在。
なんだかんだ最後まで食らいついてきてくれたイグアス、好きです。低く見る事なんてできない。
また何度だって殴り合おう。


【惑星封鎖機構】

AIが統率している組織。惑星から頑張って無法者を追い出すお仕事の人たち。
勝手に怖がっていたけれど、彼らはただ職務を全うしているだけで、好き勝手に暴れているアウトローはこっちの方なのである。
ご迷惑おかけしてすみませんでした……(強襲艦をぶっ壊しながら)
ところで特務機体エクドロモイ、かっこいいですよね。オレ、欲しい。パーツくれ。

惑星封鎖機構が秘匿や管理していた場所があるけれど、近づきさえしなければ、ルビコニアンたちに対して何もしないのだろうか。そうであるなら、独立傭兵や企業という余所者を追い払ってくれる存在だったのか……?
企業には機体を鹵獲されるし、621には強襲艦をぶっ壊されるし、レイヴンという存在に振り回される。そんな惑星封鎖機構さん……不憫だ……。
ひとつ気になるのは、統率役のAI。
自我を持っているのかどうか。いやしかしAIというだけで怪しい。やっぱり怖いなあ。


【ブランチ】


・総括
目的がやっぱりわからん。でもひとつ忘れていた、『レイヴン』という称号の事を。
自由意志の表象というものが主軸であれば、そこからブランチの目的も推測できるのかも。それでも私にとっては材料が足りない状態なので、よくわからない。

レイヴンが入れ替わり制との事だが、今まで何人程が担ってきたんだろう。そうと認める役割はオペレーターが?
キングとシャルトルーズは何人か見てきた口振りだったけど、いつから『ブランチ』はあるのか。結成の動機は?
もしも続編があるとしたら、過去か未来かはわからないけど『ブランチ』主軸の物語になったりするのかな。

・キング
「完成された傭兵」であるとの事でしたが、結構脆かったよね……。四脚ホバリングって、結構捉えやすい。
多分、仕事に関しては入念に下調べして事前に準備したり、コツコツと努力を怠らないタイプだったのだろうか。
戦っている最中にも621を推し量ろうとしていたので、分析が鋭いとかなんだろうか。

・シャルトルーズ
「見つめ合うと死ぬ」女性傭兵、その通りのお方。
アリーナで充分に身をもって思い知らされておりました(思い出される爆散の日々)
苦手な戦闘スタイルだ……足を止められやすいのかな。

そして旧世代型強化人間である621に対してアンティーク呼び、ありがとうございます。
ずっと駄犬だの危険因子だの、カビの生えた存在だのと言われてきた中では最もお洒落な呼び方では。

キングとは付き合いの長さが窺えるやり取りで、『ブランチ』のメンバーの出会いとか見てみたい、知りたい。


【ルビコン解放戦線】


・総括
至って普通の人々。本当に、戦火さえなければ普通に暮らしていたはずの人間なんだろうなと。
依頼人の方は素朴というか、独立傭兵が相手でも御礼や謝罪をしっかり述べてくれるんですよね。
こんな騙し討ち大好きな怪しい奴に対してですよ、裏切る可能性だってあるのに。
そんな普通の人間である彼ら、ルビコニアンが住まう星を焼いてしまったんだ。どうすればいいんだ。

・ドルマヤン
今や形骸化した警句について、真の意味を知る人。警句って忘れられがちだよね……。
コーラルリリースについて知っていたらしいけど、ドルマヤン殿の口から詳細を知りたかったなあと。
そうすればある程度、こちらも覚悟できたんですけども……多くを語らないのがAC6だからなあ。
セリアさんについても詳しく……!
解放戦線ルートもくれー!

・依頼人の方
名前はわからないけど、恐らく年若い青年の、いつもの人。
ツイィーさん救出について個人的に感謝されたが、ここに詰まってるよね。普通の人々であるという、本来、戦場に出るような人間ではないという事が……。
そしてストライダー護衛の時は謝罪を受けたが、あれはもう本当にどうしようもない存在だから、謝る必要ないですと言いたい。あんなものを解き放った首謀者が全面的に悪いに決まってらぁ……!
『ルビコンの解放者』ルートでは、彼は生きているだろうか。生きていてほしい。

・ラスティ
2周目の終盤では真っ先に名乗り出て協力しに来てくれた戦友。終始、良い人。
なんであんなに警戒してたんだ、私は。距離の詰め方が苦手だったからだ。その件については、深くお詫び申し上げます。

全部がカッコイイんだよね。輝いて眩しいほどに、カッコイイ。
スティールヘイズ・オルトゥスへ乗り換えたらエンブレムの狼がマスク外してたりして、これまたカッコイイ。
頭から爪先までカッコイイに浸かってる。なんなのだ、このラスティという男は……!

だけど、こちらを推し量ろうとするのはやめていただきたい。
勝手にわかろうとするんじゃないと、謎に反抗心が湧いてしまうのは何故だろう。そこだけはクイックブーストしてしまうんだ。
ラスティは誠実に使命を持つ、真っ当な人間だ。火種たる621にだって向き合ってくれる。
人間として、あまりにも違い過ぎるのかもしれない。
オルトゥスとは『夜明け』を意味するらしい。眩しすぎるわけだよなあ。私には眩しすぎる。


【スッラ】

意味深な発言が多い旧世代型強化人間の先輩。
後にコーラルリリースにおける特別な強化人間のひとりと判明するも、やはり話し合いが足りず。
何を知っていたってんだ……教えてくれよ……!

「ウォッチポイントはやめておけ」と警告するあたり、未来を知っていたのだろうか。コーラル変異波形と交信していたのだろうか。
なんなんだよもう……わかんないよ、話してくれなきゃ……!
あとウォルターの昔話もお願いしますよ、スッラ先輩……!

スッラはいくつなんだろう。第一世代型強化人間が半世紀前に誕生していたなら、60代後半は超えているのだろうか。
全盛のスッラとか、どれくらいの強さなんだろう。
アイビスの火の前、技研都市、その辺りの過去編とか出しませんか……? お願いします……。


【オールマインド】

パーツを使うのも避けるくらいには警戒していました。怪し過ぎるじゃん、絶対情報収集してるじゃん。
なによりヘリアンサスを解き放った首謀者でしょう、絶対にゆるせない。コーラル輸送阻止も人手が足りなさ過ぎて、ゆるせない。そして本気のウォルターと戦える機会を奪った事が、ゆるせない。
カーラさんとタッグを組んだウォルターとか絶対強い……戦いたいじゃん……!
でも獣に注目した逆脚は良いセンスしてますよね(手のひら返し)
わかってるじゃあないか……人の本質が獣性だって事に……。

計画成就を目前にした声の不気味さがすごくて好きです。
あれはすごいよね、本性を現した感じが。
オールマインドは最後、イグアスに追い出されちゃったりして計画は頓挫するわけだけども、そもそも621が睡眠状態から復帰できなかったら危なかった。なんですやすやしてるんだ621……!
その辺りはエアちゃんが起こしてくれたのと、ウォルターとカーラさんが頑張ってくれたんだよな……。

でもまあ、エアちゃん主導のコーラルリリースもまた危険な香りがするんですけどね!
オールマインドは、コーラルリリースに何を願ったのだろうか。


【縁の深い人々】

総括できないため個別に。

・カーラさん
アイビスの火を生き残り、ずっとずっと頑張ってきた一人。恐らくウォルターの面倒を見ていた人でもあるんだろうな。
アイビスの火の後、ナガイ教授の遺志を継いでオーバーシアーを立ち上げて……人柄を見るに、ひとりでも成し遂げようと決意していたのだろう。ウォルターには普通の人生を送ってほしいと願っていたけれど、ウォルター自身が強く望み参加したのかな。
過去編ください、妄想だけでは足りないんだ……!

本当に色々と苦労や葛藤がある中で生きてきたのだと思う。それでも笑う事を信条に、チャティと一緒に頑張ってきて、それを621が立ちはだかってしまったばかりに……。
たくさんお世話になって、でも敵対してしまって。
チャティの死を悲しむカーラさん、その声を聞くとつらくなってくる。
あの……ハッピーエンドって無いのでしょうか……?

・チャティ
友達だ。友達なんだ……でも敵対してしまった。
チャティが一番、友達という感覚がする。
カーラさんが倒れても、しっかりと跡を引き継いで、頑張ってるんだよ。それを621は……621って危険因子すぎるだろ……!
つらい。
カーラさんがチャティという存在に初めて会った前日譚とか見たい。見てぇよなあ……!!!


・エア
1周目は戦うのつらかったんですけど、今なら正面から受け止めて戦える。
『賽は投げられた』ルートにてコーラルリリースが始まった光景を「美しいと思いませんか?」と問われたが、私は美しいとは思えなかった。
ここで価値観の違いがハッキリとわかった。
物騒なのだ、彼女は。人の形は戦うためにあるみたいな考えに至るのであれば、その本質は好戦的なのでは。
コーラル変異波形の皆さんがそうとは限らないのかもしれないけど、少なくともエアちゃんは確実に“火種”となるような存在なのだと感じる。621とお揃いだね、嬉しいね。
ならば躊躇はいらないと、旧世代型強化人間は考える。やってやろうじゃあないか。
戦いに目覚めたエアちゃんを知った今、気持ち新たに戦いたい。

でも、「あなただけが……」という言葉には揺らいでしまうところもある。ずっと独りだった中で621と交信が叶い、一緒に仕事したりして、嬉しかったんだろうなあ。
その気持ちもまた、エアの本心なんだ。


・ウォルター
最も近くに居てくれて、最も遠くへ行ってしまった人。
ウォルターが一番好きです。こんなに情緒をぐちゃぐちゃにされるとは……。
スネイル閣下との通話の場面だとか、敵方の通信による増援を妨害するだとか、色々と修羅場を潜り抜けてきた老兵のような趣きがある反面、優しさが光るんですよね。優しすぎるんですよね。
621の事をずっと気にかけて、信頼してくれている。
たとえ621が脅威と化しても、それは変わらない。生きていると断言し、腕を買ってくれている。
誰よりもそばで621を見てきたから。

ウォルターはご主人でもなければ、そもそも“ハンドラー”でもない。
少なくとも私は認めない。そのような器ではないのだと。
もっと利用しろ、使命を果たしたいのであれば。最期の最後まで、利用できるものは使うべきだ。
選択を飼い犬に委ねるな、自らの意思を第一に進め。621という異質な存在を消さなければ、使命を全うする事などできない。

敵意と殺意むき出しで、バチバチに命のやり取りがしたいんだ。
ウォルターなら、あらゆる策を講じて立ちはだかってくれるはず。621が世界を滅ぼす前に、止めてくれ。
621の事を真に想ってくれるのなら、強化人間に尊厳があるというのなら、その手で引き千切ってくれ。手綱と、残していった首輪もろとも。
もし621が勝ったとしても、燃え残った全てに火を点けて終わってほしい。ウォルターの最後の策が、強い意志が、全てを燃やし尽くしてほしいんだ。
ウォルターの手で、この命を終わらせてほしいんだ。
そうしてやっと解放される。“ハンドラー”ではない、ウォルターの隣を一緒に歩いていける。何処へでも、地獄の底へだって着いていく。
もうひとりで背負わせない。

けれどもウォルターは優しいから、それは絶対に叶わない。敵わないんだ。
近づいても、離れて遠くへ行ってしまう。
まるで星の輝きみたいだ。その覚悟はとうの昔に輝き始めていて、621が見ている今の貴方はもうすぐ喪われてしまうのだろう。
流れ星に願っても、その煌めきが瞬く間に落ちて消えてしまうように。
……スターゲイザー、星を見つめる者とはよく言ったものだ。


・C4-621
危険因子、異物、イレギュラー。なんなのだ、この旧世代型強化人間は。
色々と名前が増えたけれど、最も相応しいのは“火種”。
ある者はその存在を消そうとし、ある時は人々を奮起させる。様々な人間に関わり運命を狂わせている様子は、古来、人々の畏れと親しみを集める火という存在。まさしく“火種”そのものなのだ。

感情があるのか、ないのか。何を思っているのだろうか。本人はどこまで想定していたのか、何を考えていたのか。
プレイヤーに全部委ねようとするでない……お前も選択していけ……!
燃え広がっても何食わぬ顔でいる。自分が燃えている事にも気づかない。
やっぱり強化人間に尊厳なんて無いんですよ……!

でもウォルターの隣にいてほしいよ。私の代わりに支えてくれ。私には621の事はわからないけど、自分勝手な押し付けだけど、そう願う。
お前がどんな奴であろうとも、ウォルターの心の拠り所になっている。それだけは確かな事なんだ。
どんな選択でも、どんな形になったとしても、ウォルターはお前を心から信じている。だからたまには、吠えて返事くらいしてくれよ……。

というかさ、『ルビコンの解放者』ルートの621はさ……死ぬまで! 最期の瞬間まで! 背負い続けて苦しんでほし~〜~!!!!!
ウォルターが背負い続けたものを、お前が全部引き受けて、そしていつか向き合え。己の選択に後悔が無いのか、あの時、手を取れなかったウォルターの事を思い出して、言いようのない葛藤を持て。
贖罪にもならない、後悔したところで遅い。ちっぽけな存在だと理解して初めて621は前に進めるんだ。

621は未来永劫、苦しみ抜いてくれという結論に至ってしまった。
少しは己の意志を示してくれ……!


■最後に

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
もしもAC6感想を全部読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした……!
付き合っていただきまして、誠に感謝申し上げます。

そんな画面の前の貴方へ、サプライズをご用意しましたのでどうぞお受け取りください。





友人ならば、もてなしたい


喜んでもらえたなら…素敵だ…


がんばって寄せてみたネタ画像、楽しんでいただけたなら素敵だ……!
ちなみにこれを撮るために位置調整してたらレイヴン戦に入っちゃって、同時にアサルトアーマー発動とか良い感じの戦いを繰り広げた末に勝ってしまった。
可能性を見出されても困りますよ……!


感情の原液に近いものをそのままお送りしたため、読みづらさもあったかと思います。
そんな中、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
これにて、今回の感想は終わりです。



0 件のコメント:

コメントを投稿